2018/2/13 更新

人生を狂わす名著50

久しぶりの更新となってしまいました。
今回は書籍の紹介とさせていただきます。
読んだのはこんな本です。
人生を狂わす名著50

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私は書店にはよく行く方だと思いますが、大抵の場合目当ての本はありません。
書店に入って「呼んでいる」本を手に取ることが多いです。
「呼んでいる」本は大抵購入してしまいます。
今回呼んでいたのはこの本でした。
これは京都大学大学院の学生であり話題の書店「天狼院書店」の店員でもある三宅香帆さんが自身の
本に対する偏愛っぷりを語った内容となります。
評論文というような硬いものではありません。ラブレターに近いのではないでしょうかw
本LOVE黒ハートなのです。
この本を読むと自分では絶対手に取らないようなタイトルの本でも、取り寄せたくなります。
読んだ経験がある本でもまた再度手に取りたくなります。
私小説のような、著者の個人的な体験から選出した作品群であるにも関わらず著者に感情移入していまうのです。
そう、文章が上手いのです。
このような方が書店員とは怖い書店ですw
気になった本としては正気VS狂気というテーマがついた「ものぐさ精神分析」、世界の軽さVS世界の重さというタイトルがついた「存在の耐えられない軽さ」でしょうか。
私自身は本を偏愛しているとは思いません。
ごく普通の読書好きだとは思います。
しかし読後に感じる何か別の人間になったかのような、チューニングが変わったかのような感覚が好きです。
言葉には出来ないあの感じです。
この感覚を起させてくれる本を求めて私は書店内をパトロールするのです。
今後もこちらのブログで本の紹介はしていきます。
名著の紹介にはいささか吊り合わない拙い文章ではありますが今後もお付き合いの程よろしくお願い致します。
株式会社オズアート

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